(毒物を使わないで)
コンクリート構造物の表面で
カビやバクテリアを繁殖させない方法

 コンクリートの持つ強アルカリ性は、カビやバクテリアの繁殖を防ぐ効果があるのですが・・

 コンクリートは・・
年数が経つと中性化表面に無数の微細な空隙が出来ます。
                   その結果・・
濡れ易く 乾き難く、汚れが着き易く 落し難くなり
カビやバクテリアの絶好の繁殖場所となります。 
養鶏場、豚舎、牛舎、養魚場、食品工場、調理場、魚市場、
   大抵の場合・・・こういった場所の“悪臭”の原因は・・
側溝やピット等のコンクリート表面の微細な空隙に住み着いている腐敗菌です。

  腐敗菌が作る有機酸やアンモニア等は、また、コンクリートを腐蝕させもします。

 そういった悪臭腐蝕雑菌の繁殖は、塗装で防げます。

                       【やり方】
 コンクリート表面に、含浸性の良い、耐蝕塗料を塗布する。
                      ・・・
以上終り・・・

 それによって、微細な穴は全部、耐蝕材で塞がれ、表面もそれで薄く覆われます。

 つまり・・雑菌の隠れ場所も、水の滲みこみ場所も、汚れの潜り込み場所も無くなります
 そして・・腐蝕の進行もこれからの腐蝕も無くなります。
・・洗い易く乾き易く汚れが着き難い・・という事は・・毎日の掃除が楽になる・・ということです。

(消毒消臭に毎日神経を使うより、こうして発生源を絶つ方が合理的ではないでしょうか。)

雨ざらしのコンクリートの劣化機構とその防止法: 床と床材コンクリート床の項 参照)


この方法は、コンクリート床、壁、受水槽、廃液槽、排水溝、サイロなどの防蝕や防汚、衛生管理に適用できます。
       
大々的に腐蝕が進んだものは・・劣化部を高圧洗浄等で除去し、エポキシ樹脂等で埋める・・といった方法がお勧めです・・が・・これは、素人がやるのは大変かもしれません。
  
   なお、”木材の防カビ 防蝕”の項でも“注意”として加えておきましたが、この方法は、
繁殖に適した表面状態を、適さない状態に変える・・・という平和なやり方であり、
(毒物によって)バクテリアを“殺す”という物騒な仕様ではありません。



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