防腐剤を使わない木材の防蝕と表面補強法

 表面にファンデーション#123を滲み込ませて下さい。

それだけで木製品防腐、防水、表面補強が出来ます。

この方法で防蝕出来る物 動物園の木製ディスプレー飼育箱 養豚場の壁板 養魚場の水周り木材 醤油工場の木の桶 木製標識 木製看板 木舟トラックの荷台 住宅の縁側 犬小屋 鳥小屋  ドライフラワー

                   解説

        【木材腐蝕のメカニズム】
木材は大抵の薬品に耐える耐蝕材ですが、自然界では、キノコに代表される腐朽       菌によって速やかに分解され、土に還ります。

   つまり、木が腐るのは腐朽菌が繁殖するからです。 
   だから・・クレゾール等の毒物を塗って菌を殺せば防腐出来ますが・・
           そういう陰険な方法を用いなくても、

 繁殖を邪魔すれば(菌を殺さなくても)木は腐りません。
             (木材の抗菌 防黴 防蝕法 参照)

          【繁殖を防ぐ方法】

腐朽菌の繁殖は、先ず木材表面に付着した胞子がを得て菌糸を伸ばし、そこから化学物質を分泌して木材を分解し、それを吸収して成長し、さらに菌糸を伸ばし・・・という順序で進行します。
この成長には水と木材が不可欠ですから、これが欠乏すれば、成長出来ません。
 だから、菌の餌である水や木材を与えないようにすれば防腐出来ます。

             【どうやってそれを行うか?】

       木材表面にファンデーション#123を滲み込ませれば、
           胞子は木材とも水とも遮断されます

 それだけなら普通の塗料でも良さそうですが・・普通の塗料には問題があります
     【普通の塗料はどこがダメなのか?】
大抵の塗料は“木材の上に乗っただけ”という状態で塗膜を形成しますが、木材は環境の乾湿によって伸び縮みを繰り返えすので、上に乗っただけの塗膜はこの変化に追随しているうちに、接触面に発生するストレスの積み重ねで接着が劣化し、剥れてきます。 あるいはその伸び縮みによってひびが入ります
        そういう塗膜では長期的な遮断は出来ません。

   【なぜファンデーション#123ならイイのか?】  
ファンデーション#123は、木材の細孔に沁み込み木材と化学結合して一体化します。
その結果、浸透部は木材と樹脂が混然一体化した複合体と化し、「水を吸わない、薬品に侵されない、磨耗し難い・・」等の性質を持ちます。

#123は耐酸、耐アルカリ、耐溶剤、耐酸化剤、耐水、耐塩、耐磨耗性等を万遍無く高度なレベルで備えた耐蝕性樹脂ですから、微生物の分泌する物質にも侵されません。

だから、#123を含浸させた木材の表面に、腐朽菌の胞子が付着しても、
木材内部からは水が補給されないので、菌糸は出て来ません。
例え外部から、水を補給して菌糸が出て、木材分解物質を分泌しても、木材表面耐蝕化されているので、分解されません
さらに、#123の浸透結合によって木材の微細な空隙は封止されているので、菌糸はそこにも入れません

つまり腐朽菌は、木材から水分を補給する事は出来ず、菌糸を浸入させる事も、分解する事も出来ません
  そしてこの樹脂木材複合体は長期的に変質しにくく、**剥れません。

     それはつまり、木材が長く腐らないという事です。

   (なお、ファンデーション#129も全く同じ機能を持っています。)

一般塗料では、このような浸透化学結合緻密で不透水性の耐蝕性複合層の形成、という一連の事が起りません。

 だからファンデーション#123やファンデーション#129  でないといけないのです。


(注)
 木材の主体であるセルロースはH2(H−C−OH)nという構造であり、リグニンもOH基を   持つ芳香族重合物です。
   一方、ファンデーション#123や129は分子内にNCO基を持ち、これが水(H−OH)と   反応して重合しますが、同じ反応はセルロースやリグニンのOH基との間でも起り、それ   によってこれらと樹脂は緊密に一体化する、と推定されます。
**それ故、伸び縮みしても、衝撃が加わっても、両者が剥れる事はありません。
   また、樹脂の耐蝕性が良いため、この状態も長く保たれます。

なお付け加えますと、この複合体が形成されるのは、木材の表面1mmの深さ程度です。
薄い層ですが、表面強度防蝕性共に、実用上はそれで十分です
   (傷ついた時は、部分塗装で簡単に修復出来ます。)

           【この上に普通の塗装をする事も出来ます】

   木材塗装の下塗りに、#123を塗布すると・・

     付着がしっかりするので、耐久性が格段に良くなります。


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