役所を無条件で信用してしまう皆様へ


山も川も水路も農道も、み〜んなコンクリートで固めおわり、田舎の公共工事もだんだんやることが無くなってきたようです。

そこで、目をつけられているのが、下水道工事
十兆円だ、百兆円だと・・・皮算用予算規模に目がくらんだ“アノ業界”、“この業界”
が、ドッと群がっています。  防蝕もその一つ。

話の始まりを、邪推すると・・・ある日、修理費を積算してて、そのあまりの巨大さに、
腰が抜けそうになって、「ギャー!」とか、悲鳴をあげたんでしょうね。
すると、聞きつけた取り巻き業者が、ピューっと集まってきます。
ここから先は、お決まりのパターン
公平と権威の象徴として選ばれた、学識経験者や技術コンサルタント(大抵の場合“川下の実務経験が無いという意味での”シロート衆)が、蝿のように群がる業者が持ち込んで来る工法を、公平に手際よく分類整理してゆきます。

その結果は、コンクリート防蝕指針(案) のごとき、何を言いたいのだか 訳が分からぬ、寄せ集めチャンポンのような報告書として、公表されます。 
(業者のスペックやJISの検査法等を掻き集めただけの一覧表が、何の指針になるのやら?)
さて、そんなものでも一度出来てしまえば、今度は“権威”として、一人歩きを始めます。
「うちの工法は役所が性能を公認した一流の・・ア ジャじゃーん ホラ ココに載ってるでしょ・・・認定証書もありまっせ・・だから・・「公認の一流でっせ、バンざーイ・・」・・といった具合に・・
ウーンまあしかし・・役所というのは、公平が建前ですから、原則、ある一社しか出来ないような特別なことを、認定条件にすることは出来ませんし、拒否する正当な理由が無い限り、何でも、認定する義務がありますから、(そして、下水程度の腐蝕環境に“耐えられない” 防蝕材料なんて、先ずありませんから、)そのつもりなら、何処の何だって認定されます。世間で それに類するものと言えば、小学校の卒業証書でしょう。  (・・床の間に飾って 有り難がるほどの物じゃありません。) 

                 ・・ここでちょっと真面目な話・・
「わざわざ(案)と謙虚に断っているのは、編纂者もさすがに“肝心の部分が欠落している”という事を(薄薄)感じているからでしょう。 あれは単に××業者の○○のサンプルはこれこれの耐蝕性と環境遮断性がある。そして実験したら接着は(かれらが決めた数値を)みたしていた”という事だけをのべている“寄せ集め基礎データ?集(というより、出入り業者提出の仕様書集)”に過ぎません。 (“指針”という名前にも拘らず、)“この技術指針には、具体的にどれかを選ぶための技術的な考え方”つまり“選定の指針”が載っていないので、案件があった時、設計コンサルタントやゼネコンの技術屋が、“仕様選定に迷ってオロオロする”という事態になります。だから、(値段以外の理由で選定しようとすると、)“リストが充実?して本の厚さが増す程、混乱も増す”というナンセンスが生じます。
下水施設関連の設計者が、しばしば、防蝕仕様選定で混乱している原因は、当該担当者の頭が悪いからではなくて、“指針(案)”の出来が悪い(悪すぎる)からなんです。
ノーテンキに、あのリストの指示に従って“適当に”選んでいたら、うまくゆく事もあるが、失敗が頻発する”事になるでしょう。
状況が複雑な、(つまり、材料や工法が制約される)“改修工事”では特にそうなる筈です。風の噂では、実際、そうなっているそうです・・・・納めた税金がまたまた下水、もとい、ドブに消えてゆく・・トホホ・・

さて 以下はあくまで一般論ですが・・・何であれ、仕事が増えてくると、お決まりの高級役人とか、低級役人とか先生とか言われる連中の外郭団体作りが始まります。  そして・・
世の為 人の為 (勝手に)国民に代って、材料や工法の適否を判定して差し上げる”(実質は、提出された書類にハンコを押すだけなんですが)、という(自称)慈善事業を始めます。 目が飛び出る程高額な合格証を発行して、金を巻き上げて差し上げる、という自善事業です。
お次は、資格制度
労働者を集めて、有料講習会なんぞをひらき、施工技能を指導したり検定したり、落ちるのがむづかしいような「形ばかり」の試験をして、(世間で現実にプロとして通用するかどうか?という意味の)能力の保証には全然ならない資格証明書を出します。
       そして、仕上げに・・・・ 自分の縄張りの役所に申し入れ・・
      あらゆる仕事に、その紙切れの提示を義務付けさせる

 ・・かくして、原価1円の紙切れは、仕事をする為の(買わざるを得ない)必需品と化す・・
(なお、途中ですが、この物語は、昨夜見た悪夢の話です。  実在の個人や団体とは関係ありません・・・・・以下、その続き・・)
しかし、異議あり
本当に工事のレベルを上げたいと思っているのなら責任をもった検査体制をつくり書類や資格ではなく、現場の仕事をキチンと検査しなければ、おかしい。  
   “実物そっちのけで”、書類作りと書類審査ばかりに熱中するのは オカシイ。
 形ばかりの検査担当者はいるけど、大抵“ド素人”で、検査員(インスペクター)としての能力と責任感は、約ゼロ。  ・・だから、どうみても・・
    

  本当に技能講習が必要なのは、(労働者より、)担当役人の方なんじゃ・・?? 

 

実績からすれば、役所(及び、万一の場合の責任被り役の、コンサルタント会社)は、我々の税金で作った無数の施設を無為無策で腐蝕させた当事者です。 被告です。
     
        そんな“腐蝕屋”みたいな連中の一味がヌケヌケと恥も外聞も無く、
    プロの労働者相手に、防蝕の講習だの認定証だのと エラソげに、のたまうのは・・
 チャンチャラおかしい!と、考えられます。

っと、これで少しは“役所”“専門家”“権威”の呪縛から自由になれたでしょうか?
  (エッ?お前よりはマシだ?・・大分重症のようですね・・私なんぞはムシして下さい。基準にされてはタマリません。)

        (なおこれは、言うまでも無い事ですが、 火星の役所 の話です。)

            (日本の役所の皆さん、自分達の悪口と勘違いして、仕返ししないで下さいね。)

地球の日本の現実の話を付け加えますと、維持修理(コスト)現実に恐れをなして、下水道整備を止めて、合併浄化槽の普及に切り替えている自治体も増えているようです。
 公団や責任官庁の、過去の防蝕措置が “全然なっていなかった” だけでなく、現在のそれも、 “あんまり信用されていない” ということかもしれません。
                      ・・ということは・・
 ・・役所の方々は、必ずしも、(他所の)役所を、盲信していない??・・ヤッパリそーですか!(^^)
            
 心強い限りです。(^^)  安心して、税金を納められます。ヤッパ役所の人はエライ!

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