熱膨張率が大きく異なるものを、熱変化の大きいところで使う場合は、
@接着剤にゴム弾性をもたせて、歪みを逃がす。
A剛直な接着剤の接着力で、伸びを押さえ込む。
という、二つのやり方が考えられます。
いずれにしても、左の図のような安直なデザインは避けるべきです。
右の図のように、接着プライマ−にゴム弾性をもたせるだけでも、耐熱衝撃性は改善されます。
(耐水や耐薬品の場合は接着部の“形”もさることながら、接着剤の耐蝕性や被着体の表面処理の仕方が、大きく影響します。)
以上のように、“接着部にどんな力が加わるか”ということを予測し、その力が接着剤を剥がす方向に働かないように工夫するのが、接着デザインの基本です。
(極論すれば、“接着剤を信用するな”ということです。)