水中接着剤



水中で接着作業を行うときには、接着剤と被着体の間に水が介在します。

たいていの接着剤にとって、この水は接着妨害物質として働きますが、その妨害を受けにくいようにしてあるのが“水中接着剤”です。
(ですから、空気中なら・・・当然もっと良く・・・接着します。) 
普通は、接着界面の水を吸収してしまうように作ってあります。

ちなみに、水中硬化型ライニング材というのは、水中でも、水の悪影響を受けずに硬化反応が進むライニング材のことであり、接着するしないは、関係はありません。

水中接着であっても、接着作業の注意事項は、空気中と同じです。
下地処理も必要です。(例えば、レイタンスがついているコンクリートには、空気中と同様に、水中でも、接着剤はチャンとくっつきません。)

湿潤面接着というのは、基本的に水中接着と同じです。
想定している水の量が違うだけです。
極限の性能を問題にするときは、状況のわずかな違いにも合わせる必要があるため、そういう差が生じます。ただし、大まかなところは同じです。)

なお、蛇足ながら接着したものを水没させるのは、水中接着といいません。
耐水性接着といいます。

油面接着は油の種類によって、適合したりしなかったりしますが、水は一種類しかありませんので、基本は一つです。  但し、バリエーションはあります。例えば・・

                   油水面接着剤

マーガリンやバターは、油に水を分散させた製品なので、こういう物を相手にする場合は、油面接着と湿潤面接着の両方の機能がいります。
  或いは、油で汚れた鋼材を、水中で接着する場合も・・そうです。
(もし必要になった場合は弊社にお問合せ下さい。売れると思ってないので、資料は皆無ですし、ワザワザ作るつもりもありませんので、役所の仕事には使えませんが、そうでなければ、用途に合わせて作ります。)


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