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打ち継ぎ接着 注

注*

“剥れる”という断定に対しては、土木屋さんコンクリート屋さんの一部には“異論”もあります。
つまり、「打設面を “キチンとはつって” “水で十分濡らして打継げば、 キチンと接合する。 だから何も問題は無く、要するに いいかげんなやり方をするからトラブるんだっ!!」という主張です。
 
これには、「接着剤などという(50年100年というレベルの長期的耐久性に関して、)何も実績が無い材料がどれ程信用出来るのか?」という疑問符と、建築資材としては「鉄とコンクリートと土と木と石とアスファルト以外は信用ならん!」という強固な信仰が付随する事もあります。
 
“はつり、水濡らし法”に関しては、(何であれ、その道の真面目な職業人の言の重さは重々承知しておりますから、)「もしかしたらそうなのかもしれない。」と感じています。
 
しかし、旧材料信仰と新材料不信に関しては“間違っている”と思います。
防蝕屋の目で見て、今の土木建築材料や建設法が、(耐久性に関して)変える必要が無い程完成度が高い”とは到底思えません。
その弱点を補うためには、新材料の併用は避けて通れぬ道と思われます。
 
(耐久性を上げると、建替えの仕事が減って困る・・という本音の問題もあると思われますが、それはまた別の次元の話です。)
 
それともう一つ、油や汚物で汚れたり、劣化しているコンクリートに打ち継がなくてはいけない場合は、はつって水で濡らす方法では多分どうしようもありません。
そのように、接合相手が“標準”と異なる場合は、打ち継ぎ接着剤しか方法はありません。
 
株式会社ソテック 〒272-0004 千葉県市川市原木2165 TEL.047-328-6390 FAX.047-328-6392 1.防蝕ライニング設計、施工 2.防蝕ライニング材・接着剤・製造、販売
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